タイトル未定6

2019.05.08 Wednesday 10:47
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    元教団関係者に、公安に接触されたときの話を聞くことがある。

    脅されたり、友好的に接されたり。

    取り調べとそっくりだ。

     

    でも1点だけ違うことがある。

    これは伝え聞きだけれども、公安は情報にお金を払うらしい。

    捜査機関の取り調べではお金を払うことなんてもちろんない。

     

    私が逮捕されたときの話だが、

    「昔はカツ丼とか出せたんだけれどね、今は禁止されてるんだ」

    と言われた。

    おそらく、そういう飴を使えば、取り調べ官に迎合して冤罪が生まれる可能性が高まるからだろう。

    それでも冤罪はなくならない。

     

    自分の不利になることですら、目の前の利益に惑わされて自白してしまうというのに、これが他人の情報だったらどうなるだろう?

    しかも、それがカツ丼ではなくお金だったら?

     

    私はそうやって得た情報にどれだけ信憑性があるのか疑ってしまう。

     

     

     

     

    category:- | by:菊地直子 | - | -

    タイトル未定4

    2019.05.05 Sunday 06:34
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      彼女は事件の直後から、マスメディアから「わがまま」という評価を一斉に受けて叩かれた。

      しかし、私はそのように感じたことはない。

      むしろその逆だ。


      私が出場したマラソン大会に応援しに来てくれたときなど、走り終えた私に色々気遣ってくれて、世界記録達成部のコーチだった大人であるI.Eさんが

      「優しいわねえ」

      と感心していたくらいだ。


      私は世界記録達成部に所属する前は、親と一緒に出家した子供達がいる「子供班」で、小さい子のお世話をしたり、大きい子には音楽を教えていたりしたのだが、彼女に「わがまま」という評価が当てはまるのであれば、子供班の子全員が「わがまま」だったと思う。

      (彼女は子供班には所属していなかった)

      子供はなんでもストレートに言うから、泣かされたりしたこともある。

      元気がありすぎて手がつけられない子もいたし、問題行動ばかり起こす子もいて、子供班の大人達は、連日のミーティングで頭を悩ませていた。


      だからかもしれないが、彼女と接していて、彼女が特別わがままだと感じたことがない。


      と言うよりも、そもそも子供というのはわがままなのが本来の姿なのではないだろうか?

      それが当たり前で、成長していく過程で少しずつ、自分の感情をコントロールしたり、相手を思いやる気持ちを学んでいくのではないのだろうか?


      そう考えると、当時小学生だった彼女は、子供として当たり前のことすら許されなかったということになる。

      そして悲しいことに、それはこれから始まる彼女の過酷な人生のほんの序奏にすぎない。












      category:- | by:菊地直子 | - | -

      タイトル未定3

      2019.05.03 Friday 23:08
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        彼女は、私の近くを歩いていた世界記録達成部のメンバーで30歳近くだった男性に対しても、

        「おにいさーん!!」

        と声をかけていた。


        それを聞いて、「私が彼女ぐらいの年のときは、30歳ぐらいの人に対しては、『おじさん』って呼んでたよなあ。親に『おにいさん、おねえさんって言うんだよ』って躾けられたのかなあ…」

        と考えたりした。



        その後、彼女のことを観察していてわかったのだが、

        彼女はどんなに年上の人に対しても、

        「おねえさん」

        「おにいさん」

        と呼ぶのだった。




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        タイトル未定2

        2019.05.03 Friday 11:41
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          彼女と初めて話したのは世界記録達成部というマラソンで世界記録を目指すという、今思えばなんとも無謀な部署に移ってからだったと思う。

          当時、オウム真理教には静岡県の「富士山総本部」と、山梨県の上九一色村(かみくいっしきむら)の「第ニ上九」と呼んでいた敷地に施設があった。(のちにサリンの製造場所になった第三上九はまだ存在していない。さらに、第ニ上九も買い取ったばかりだったらしく、ペンションっぽい建物が2棟建っているだけで、あとはガランとした更地だった。)

          私達は約10キロ離れたその二つの敷地間を、まずは毎日2往復歩くいうトレーニングを始めた。

          結構な坂道で欠かさず毎日のことだったから鈍っていた身体には本当にきつかった。


          ある日、車道を走っていた一台の車が少し離れたところに止まって、開いた窓から彼女が大声で話しかけてきた。

          「おねえさーん!!」

          ニコニコとあどけない笑顔が私に向けられていた。


          それ以上何を話したのかまでは覚えていない。

          ただ、話しかけられて嬉しくって、るんるん気分になったことは今でもはっきり覚えている。






          category:- | by:菊地直子 | - | -

          タイトル未定

          2019.05.02 Thursday 11:15
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            私が彼女と初めて出会ったのは、もう30年も前になる。

            熊本の阿蘇の施設でのことだった。

            私は当時18歳。

            彼女はおそらく7歳。


            彼女は手に食パンの袋を持っていて、同年代の子供達に少しずつ分け与えていた。


            もともと子供が好きだった私はその姿に釘付けになった。

            「彼女と話したいなあ…」

            そう思ってじっと見つめていたとき、少しだけ彼女と目があったような気がする。


            結局そのときは話せずじまいだったから、きっと彼女はそのときのことなど覚えていないだろう。


            category:- | by:菊地直子 | - | -

            名誉毀損訴訟

            2019.04.21 Sunday 02:11
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              https://www.sankei.com/affairs/news/181002/afr1810020025-n1.html 


              https://mainichi.jp/articles/20181207/ddm/012/040/040000c 



              現在、5社相手に名誉毀損の民事訴訟を行なっています。


              内容は各社少しずつ違いますが、おおむね、地下鉄サリン事件の嫌疑について真実ではないことを記事に記載されたこと、男女関係について真実ではないことを記載されたことなどに対しての損害賠償と記事の訂正、謝罪等を求めています。


              category:- | by:菊地直子 | - | -

              私が無罪であることを知っている2人について

              2018.08.04 Saturday 05:22
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                私が無罪であることを知っている

                 

                たった2人の人物が先日亡くなりました。

                 

                中川智正さんと井上嘉浩さんです。

                 

                 

                井上さんは、自分が嘘の証言をしていることをわかっていたはずですし、

                 

                中川さんは、報道等で言われているように私を庇った訳ではなく、「薬品を何に使うか私に伝えていない」という事実をそのまま証言しただけです。

                 

                 

                私が無罪であることを信じてくれている人は複数いますが、本当の意味でそれを知っているのはその2人だけです。

                 

                私は、最高裁で全員一致で無罪が確定したにも関わらず、本当は薬品の使われ方を知っていたのではないかと世間から疑われています。

                 

                井上さんが生きていれば、いつか改心して本当のことを話してくれるんじゃないか、

                 

                そういう期待もしていました。

                 

                 

                 

                でも、その期待は永遠に叶うことがなくなりました。

                 

                 

                 

                 

                 

                category:- | by:菊地直子 | - | -

                とても優しいお方なのだと思います。でも…

                2018.06.18 Monday 13:24
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                  先日、自宅にある出版社から手紙が届きました。

                   

                  驚いたのは、私の住所が知られてしまっていることです。

                   

                  私の住所を知っているのは、ごく数限られた人だけです。

                   

                  それらの人が私の住所を出版社に教えるなど考えられません。

                   

                  住所をもらした媒体としては、あとは公共機関等しか考えられません。

                   

                  手紙の送り主は、私の弁護人の事務所に手紙を送っていたようですが、返信がないため直接自宅に手紙を送ったようで、

                   

                  「〇〇先生から住所を聞いたのではないのでご安心ください」

                   

                  と書かれていました。

                   

                  このように書かれても、安心できません。

                   

                  どのような経路で住所が知られたのかがはっきりしない以上、対策の取りようもなく、ただ不安いっぱいです。

                   

                  今回手紙を送ってくださった方は、私のブログの更新がないことを心配して下さっていますので、その方には全く悪意はなく、きっと優しいお方なのだと思います。

                   

                  ご心配いただいて本当にありがとうございます。

                   

                  しかし、私には長い間、マスメディアに虚偽の事実を報じられてきたというこれまでの経緯があり、マスメディアの方(正確にいうと今回のような出版社からは被害は受けていないのですが)に住所を知られるということ自体が大変な恐怖に感じるのです。

                   

                  どうか、自宅に手紙を送ることはやめていただきますよう、お願いいたします。

                   

                   

                  category:- | by:菊地直子 | - | -

                  上祐史浩氏のブログ「菊地直子さんの批判に対して」について

                  2018.04.25 Wednesday 13:12
                  4

                  私の前回のブログ「上祐史浩さんのSPA!インタビュー記事について」に対して、上祐氏がブログに記事を載せました。

                   

                  以下、上祐氏のブログの引用です。

                   

                   

                   

                  菊地直子さんが、「2012年の6月19日号のSPA!のインタビュー記事で、上祐史浩さんは、「菊地はサリン生成に関与し、刑事責任を負った」と語っています。しかし、実際には、私はサリン生成には一切無関係です。」と述べている。

                   

                  そこで、私のインタービューを編集した結果の記事を確かめてみると、文字通り「菊地(さん)はサリン生成に関与し、刑事責任を負った」とは言っていないが、私の真意に反して、菊地さんのように解釈される可能性もある文書になっていたので、改めて真意を説明しておかなければならないと思う。該当する箇所の記事は以下のとおりである。

                   

                  「三人はもっと早く出頭または逮捕されるべきした。彼らはおそらく罪状からも死刑にはならないし、特に平田は指名手配直後に出頭していれば、今頃は刑期終えていてもおかしくない。不毛な逃亡生活を送ったうえ、社会に不安を与えたのは、本人にも社会にもよくなかった。そして、私も無関係ではありません。私はサリン事件の刑事責任はありませんが、当時の教団内の地位は菊池や高橋より高く、教祖の武装化の考えを彼らよりよく知っていた。彼らは全体をよく知らずに、サリンを作ったり、運転手をしたりして、刑事責任を負い、不遇な人生を送ることになりました。私は自分の道義的責任を自覚し、彼らのことを心に留め、彼らの分まで賠償などの罪滅ぼしをしなければならない。それが私に課せられた十字架だと思います。」

                   

                  こうして、「彼らは全体をよく知らずに、サリンを作ったり、運転手をしたりして、刑事責任を負い」としているが、私がインタビューで語った「彼ら」とは、教団武装化をよく知る当時の最高幹部ではなくて、「従属的な信者全体」のことであって、菊池さん個人のことを意図したものではない。具体的には、「彼ら」は、たとえば、サリン事件に関与したが、使用目的を知らずにサリンを作る手伝いをしたり、何か危険なものとは知っていたが、サリンとはよく知らずに運転手を務めたりして、普通ならば関与が薄いとして起訴を猶予されたかもしれないが、オウム事件の強烈な衝撃もあって、刑事責任を追及された。

                   

                  このことは、記事の中の「彼ら」には平田も含まれるところ、平田はサリンでは指名手配さえされていないことからも、ご理解いただければと思う。実際に記事になる際は、インタビューの内容が圧縮されて編集されるので、こうした誤解が起こることに今後は注意する必要があると思う。そして、記事全体の趣旨は、そうした従属的な信者の責任ではなく、むしろ私の道義的な責任を強調するものであることも理解してただければと思う。

                   

                   

                   

                   

                  これを読んで、いくつか指摘したい事があります。

                   

                  まず、上祐氏は「菊地さんのように解釈される可能性もある文書になっていた」とおっしゃっていますが、この記事を一般人が普通に読んだ場合、「彼ら」の中に私が含まれていると解釈するのが自然です。逆に、「彼ら」の部分を、上祐氏の主張するような意味に読者が解釈する可能性は極めて低いのではないでしょうか。ですから、「菊地さんのように解釈される可能性もある文書になっていた」という表現がおかしいように思ったことがまず一点。

                  次に、仮に上祐氏が「私以外」のサリン生成に関与した信者のことを話したのであっても、それは「私」がサリン生成に関与したことを前提にしているからこそ、わざわざサリン生成に関与した信者のことを持ち出しているのではないかということ。それは、記事のタイトルが「2人の逃亡犯と私の17年」となっていることからも、そのように考えるのが自然です。

                  それに、「特に平田は指名手配直後に出頭していれば、今頃は刑期終えていてもおかしくない」と言っていることと、記事が指名手配から17年後のものであることを合わせると、私が17年以上の刑になると上祐氏が思っているという事が読み取れます。少なくとも平田さんより重い刑になると考えているのは明白です。さらに、記事では「サリンを製造した土谷正実氏は死刑だったから怖かったのかなとも思います」と私の逃亡の理由をインタビュアーに聞かれて答えています。

                  これらのことから、記事全体を通してみた場合、上祐氏は私がサリンの生成に関与したことを前提にして話しているとしか考えられないのです。

                  私は上祐氏に、私がサリン生成に関与していない事を「知らなかった事」について謝って欲しいのではありません。

                  なぜなら、教団が極度に情報が遮断された空間であり、情報の共有という概念がなかった事を私自身がよく知っているからです。私がサリン生成に関与していない事を上祐氏が知らなくても全くおかしくないのです。当時の教団はそれだけ特殊な環境でした。

                  そして、事件後の私についての報道については本当に酷いものがありましたので、事情を知らない者がそれを見聞きしたら、私がサリン生成に関与したと思い込んでも無理がないとも言えるでしょう。

                  ただし、それは情報の受け手について当てはまる事であって、情報の発信側については事情が違ってきます。

                  発信をするのであれば、それなりの確認を取って欲しかったのです。

                  なにしろ、私が教団に在籍していた時代から、オウム真理教の正大師であって大幹部と言われていた人の発言です。

                  このインタビュー記事を読んだ読者はどのように感じるでしょうか。

                  世間の一般人は、上祐氏ほどの幹部が全体を把握していないなどという事はまずありえないと考えます。そして、「上祐氏がこう話しているのだから菊地直子がサリン生成に関与したのは間違いないのだろう」と思うでしょう。

                  それだけではありません。さらに彼は、私と接点がほとんどなかったにもかかわらず、私の性格について色々と語っています。彼が私の性格など知るはずが無いのにです。

                  これを読んだ読者はこう思うでしょう。

                  上祐氏は菊地直子の事をこのように直接知っているのだから、菊地直子が何をしたのかも知っているのだろうと。

                  この被害は甚大です。

                  前述したように、私は上祐氏が「知らなかった事」については仕方がないと思っています。

                  事件の後、拘置所にいる人とは一切関与しないという方針を取った事も知っています。

                  ですから、サリン生成に関与した人達、土谷さん、遠藤さん、中川さんらに「菊地直子は本当にサリン生成に関与したのか?」と確認を取れなかったのかもしれません。

                  もしそうだったのであるならば、なぜ知らない事は知らないとはっきり言ってくれなかったのでしょうか。

                  菊地直子は17年前に出頭要請に応じなかったので、除名処分をして教団とは関係のない人間となった。そのため、彼女がどのように事件に関与したのか調査はしていないので、彼女が具体的にどのように事件に関与したのかわからない。だから、取材には応じられないとなぜ言って下さらなかったのでしょうか。

                  普通、組織の中で不祥事が起きた時のトップの対応は「ただ今事実関係を調査中です」などとなる事が多いです。

                  それなのに事実関係について内部調査を一切行わなかったのは、私は教団から切り捨てた者だから、私についての事実関係は調査をせずに、適当な憶測で話してもよいと判断されたのでしょうか?

                  上祐氏自身、「記事全体の趣旨は、むしろ私の道義的な責任を強調するものであることも理解してただければと思う」と述べているように、自分が述べたい事、「逃走していた者達の支援はしていなかった、だから刑事的な責任は我々には一切なく、あるのは道義的責任だけだ。その責任は果たしている。」という事が記事に反映されていればそれでよく、私がどのように事件に関わったのかの記載についてはどうでもよかったのでしょうか?

                  さらに残念なのは、その後、私がこの記事の事を知り、事実関係が間違っていると手紙を書いた時点においても、返信がなく、誠意ある対応をして頂けなかった事です。

                  その上、今回私がブログで「残念だ」と書いた後にも、私が指摘した事の核心には触れずに、自分には責任はないという趣旨の内容の記事を彼のブログにアップしました。

                  私はサリンの生成には関与していません。そのため、地下鉄サリン事件で17年間指名手配はされていましたが、起訴はされていません。しかし、世間の多くの人達は、私がサリンの生成に関与したのに不当に起訴を免れたと大きな誤解をしているのです。そのダメージのためもあって、私は現在、普通の生活をする事も困難な状況に陥っています。

                  そのため、過去の報道の間違った記事について民事訴訟を起こす事を検討していたのです。私がブログで書いたSPA!の上祐氏のインタビュー記事もその検討の対象でした。

                  上祐氏に今回のような開き直った態度を取られると思っていなかったので、私は後悔をしています。つい先日、私がこの記事を知ってから3年という時効が成立したのです。この記事についても、マスメディアと上祐氏を相手に民事訴訟をきちんと起こすべきでした。

                   

                   

                  上祐氏はこうも語っています。

                  「また、私自身は、菊地さんが無罪となったことに反発する世論が多い中で、無罪判決を肯定する江川紹子さんなどの識者の声をネットで紹介した。そのために、無罪に納得がいかない人に批判されもした。また、彼女がブログを始めた時に紹介もしたし、つい先日も、どうしても彼女の無罪が納得がいかないと憤るメディア関係の人に対して、彼女に対する理解が得られるように自分なりに努力した。

                  なぜ今、こんなことを書くかというと、理由は次の通りだ。

                  …(中略)…

                  オウムは、教祖が先頭に立って、真理を実践する善の魂(教祖と信者)が、世の中を支配する悪の魂に不当に弾圧され、警察・マスコミは悪魔の手先であり、教団が出馬した選挙も投票操作で敗北させられ、米軍による毒ガス攻撃を受けているなどと主張した。

                   

                  そうした思想に染まっていた当時の教団・信者は、一般の人よりもはるかに、国家権力・警察・マスコミに対して懐疑的だったと思う。そして、更に不幸なことは、多くの女性信者の中で、菊池さんこそが、マスコミに「走る爆弾娘」などと形容されて、もっとも実態と離れたイメージで報道されてしまった。」

                   

                   

                  確かに、上祐氏は私のブログを紹介もしてくれました。さらに私の無罪判決についてマスメディアにおっしゃるような反論をして下さったとするなら、とても有り難い事だと思います。しかし、それは都庁爆弾事件についての無罪判決の話です。このインタビュー記事で私が問題としているサリン生成の事実とはまた別の話です。

                  前述したように、私が指摘しているインタビュー記事は、全体を読んだ場合、明らかに私がサリン生成に関与したということを前提に書かれています。

                  しかし、上祐氏のブログには、その点についての説明がありません。 

                   

                  また、私は、都庁爆弾事件で使われることとなった爆薬の原材料を運んでいたとき、新幹線の待合室のテレビで上祐氏と村井氏がマスメディアに出演している映像を見ました。それは、「教団はサリンの生成などしていない」「作っているのは農薬だ」と主張するものでした。

                  私は、その主張を当時全面的に信じていたのです。

                  もし、仮にその時点で私が教団が地下鉄サリン事件に関与していたのかもしれないとの疑いを持てていたのなら、中川さんから

                  「薬品を運べるかどうか」を聞かれた時に、

                  「無理そうだ」とやんわり断って、新たな事件の発生を防げた可能性だってあったのです。

                  それなのに、なぜ「道義的責任を負っている者」と「刑事的責任を負っている者」とをわざわざ言葉を分けて両者の違いを強調されているのでしょうか?問題のインタビュー記事では、全体を読んだ場合の印象として、私が後者に分類されているのは明白です。

                  私はこのインタビュー記事からどうしても、自分は上祐氏の教団「ひかりの輪」の存続の為の宣伝の駒にされたという印象を受けてしまうのです。

                   

                  また、上祐氏はブログで私の逃走理由を「陰謀説を背景とした、過剰な被害妄想的な意識があったと思うのである」などと勝手な推測に基づいて記述しています。

                  彼はSPA!のインタビュー記事でも、私について推測で喋っています。私が高橋克也さんに性的強要をされたのはこれこれの彼女の性格の故だろうなどと話しているのです。

                  高橋克也さんから性的な強要を受けた事などありませんし、彼が私の性格など知るはずがないのは前述した通りです。

                  彼はブログで「自分たちの責任・反省をせずに、国家の批判ばかりすれば、自分たちの利益にならない。」と書いていますが、元信者について間違った事を週刊誌で話した事については責任を取ったり、反省をして下さらないのでしょうか?

                  私は、上祐氏にはせめて記事に謝りがあった事を認めて訂正をして欲しいと思っていますし、今後私の事について推測で語る事は一切やめて頂きたいと思っています。

                   

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                  上祐史浩さんのSPA!インタビュー記事について

                  2018.04.13 Friday 00:17
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                  2012年の6月19日号のSPA!のインタビュー記事で、上祐史浩さんは、

                   

                  「菊地はサリン生成に関与し、刑事責任を負った」

                   

                  と語っています。

                   

                  しかし、実際には、私はサリン生成には一切無関係です。

                   

                  この件について、「間違っているので撤回して欲しい」と東京拘置所内から上祐さん宛に手紙を書いたのですが、返事は頂けませんでした。

                   

                  「オウム真理教の不思議な習慣」でも書きましたが、オウムは極端に情報が分断された世界でした。

                   

                  ですから、上祐さんほどの上部の人であっても、直接の関係がない他部署内の事情はわからないのが普通だったのです。

                   

                  なのに、上祐さんはなぜ私が何をしたのか知っているかのように話すのでしょうか?

                   

                  サリン生成に実際に関与した遠藤さん、土谷さん、中川さんのいずれかに「菊地直子はサリン生成に関与したのか」とたった一言聞いてくれるだけでよかったのに、なぜそんな簡単な確認もせずに、捜査機関の情報(マスメディアの情報イコール捜査機関の情報です)を鵜呑みにして、間違った情報を語るのでしょうか?

                   

                  また、彼は私の性格についても触れていましたが、私は上祐さんとほとんど話した事はありません。

                   

                  人から聞いたのであればそう書いてくれればいいのですが、あたかも記事には直接知っているかのように書かれていました。

                   

                  昔は尊敬していた人だけに本当に残念です。

                   

                   

                   

                   

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