井上嘉浩さんの嘘 他の被告人の裁判での嘘

2018.01.13 Saturday 02:34
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まだ私が東京拘置所にいたときのことだ。
ある放送局の記者から、「高橋克也さんの一審の裁判で『サリンをまくという説明が事前にあったかどうか』が争点になっていて、証人によって主張が異なっていて大変難しい審理になっている」とお手紙で教えて頂いた。
誰もが知っている大手放送局の記者だ。
私はマスメディアからの取材にはほとんど応じていなかった。
しかし、この放送局には「サリンをまくという説明はなかったと高橋克也さんは言ってましたよ」と返事をしたことが一度だけあった。
それ以後一切返事をしなかったにもかかわらず、彼の裁判の様子をこまめに報告して下さっていたのだ。
やはりというべきか、「サリンだと説明した」と主張しているのは「井上さん」で、その他の数名の証人と証言が食い違っているとのことだった。
手紙は「井上さんは假谷さん拉致事件でも他の証人とは異なる自論を展開していて、その証言の信憑性には疑問が残るところです」と続いていた。
このお手紙を読んで、私の一審の裁判と全く同じ構造だと思った。
井上さんはどの裁判でも検察の主張に沿った証言をするのだ。
平田さんの裁判でもそうだった。
それだけではない。
私自身の裁判の準備のため、弁護人の先生がいろんな人から話を聞いていたのだが、かなりたくさんの人が「井上さんから嘘の証言をされた」と話していることがわかっている。
私はとても複雑な思いだ。
このブログで彼の嘘を書いていいものかもかなり悩んだ。
かつての仲間を陥れるようなことをしなければならないくらい、彼も追い詰められて苦しんでいるのだろうか……
と思うからだ。
category:井上嘉浩さんの嘘 | by:菊地直子 | - | -