霊的ステージについて

2019.11.16 Saturday 13:16
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    一般的によく勘違いされているのだが、教団内でのステージというのは、あくまでも霊的なステージを認められたものであって、教団を運営する地位と必ずしもイコールではなかった。

    ある程度の相関関係はあったのは確かだけれども、それでも絶対的なものではなかった。

    だから、マスメディアがステージの高い人のことを「幹部」として報道していることに、当時は大きな違和感を持ったものである。

     

    霊的ステージを認められたのは、子供班の子供達の中にもいた。

    私が子供班にいた時、霊的ステージを認められた最年少の子は3歳ぐらいだった。

    あくまで霊的ステージなので、ホーリーネーム(宗教名)があったという他は、他の子供とほぼ全く同じ扱いだった。

     

    私が子供班にいたとき、こんなことがあった。

    子供班の4〜5歳グループを担当している大人が、担当する子供達に立位礼拝の修行を毎日30分ぐらいさせていたのだが、ある日たまたま、その横を通りがかった私はこんな光景を目にしたのである。

    理由はわからないのだけれども、大人たちが、5歳のホーリーネームを持つV君を叱っていた。

    まあ、そこまでは普通の光景だったのだけれども、そのあと、びっくりすることが起きた。

    担当の大人の1人が、他の子供達にマジックでV君の身体に落書きをするように指示したのである。

    その瞬間、他の子達がわあっとV君の周りに集まって、マジックで彼の背中やお腹に落書きを始めたのである。

    V君は床にうっつぶして、わあっと泣き出した。

    当然だ。

    酷いことをしていると思った私は、子供班を担当していたM師にその一部始終を報告した。

    M師もびっくりして、「すぐに注意してやめさせる」と言った。

    その後、そのような光景は二度と見なくなった。

     

    4〜5歳グループを担当する大人達の中には、出家する前に幼稚園教諭の免許を取った者も含まれていた。

    なのに、それを止める人は担当の大人達の中にいなかったのである。

    (誤解なきように書いておくが、子供班では子供への体罰等は元々絶対的に禁止されていた)

     

    なぜV君がターゲットになったのだろう。

    これはあくまでも想像だけれども、たった5歳の子供が大人の自分より高いステージにあることに、プライドが傷ついていて、その反動として過剰な行動に出てしまったのではないか。

    V君は頭も良くて、年齢の割に口も達者だった。それが生意気に思われたのかもしれない。

     

     

    世間では霊的ステージが高い人が教団内で絶対的な権力を持っていたかのように言われているけれども、こんなこともあったんですよということを記しておきたい。

     

     

     

     

     

     

    category:- | by:菊地直子 | - | -

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    2020.03.01 Sunday 13:16
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